寿合宿日記!!

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2011年 01月 05日

集団生活保護申請

3日で帰るつもりだったけど、笑平君が「4日までいたほうがいいよ」というので、12/30~1/4。
6日間も寿町に滞在しました。

集団生活保護申請。
新年。役所が始まる初日に寿町ホームレス支援団体と保護申請を求める人達80人くらいで役所を訪れる。集団で行くと認められやすいのだ。
日本では、国民は生存権を認められている。
税金も払わずに何が国民だ。
外国人じゃないか。
証拠はあるのか?
どなたの声かわからないけど、たくさん聞えてきます。
じつは誰も何も言ってないのかもしれません。

少なくとも、一筋縄ではいかない人生だからこそ、路上生活をしている人がほとんどです。
身寄りがない。誰かに見つかりたくない。刑務所。犯罪。病気。
法律でも、生活保護は「生活に困窮している」。この条件ひとつ満たされれば、無差別平等に与えられる。と言われてるそうです。
しかし、そこに様々な条件を付けてくる。
「申請」は受理しなければならないので「相談」で落胆させて、追い返そうとする。
 そこで、個室の相談窓口に、誰かが付き添うことで、例え法律を知らない人でも、役所は下手なことが言えなくなる。

まあ、そんな事前の予備知識と共に、身を持って体験してきました。

中区の生活保護申請のほとんどが寿町なせいか、寿専用の待合室があります。
そこで順番に申請を行い、38名の申請のうち、8割程が、ドヤをあてがわれ、申請が通ったようです。

静かに僕はそこにいるだけなんだけど、何度も、ふと激しい感情がわきおこってくるのです。
見わたせば、立派な大人の男の人が、なんでこんなにうつむいて、自信を持てない状況にいるんだろう?子供なのか?
何日?何カ月?何年?みんな確実に、居場所がなく、何も持たず、この寒空の下、食べるものもなく、夜を彷徨ったのだ。
僕は贅沢に、テントに泊まった。贅沢に4枚も毛布を使っても、朝は寒くて目が覚めて、それ以上寝られなくなる。
シリアスになりすぎた自分に気付いて、口角を上げて笑ってみる。笑うほどに泣けてくる。
何も悪いことをしたわけじゃない。
悪いことをしたのかもしれないけど、それはただ、僕らが合意している「悪いこと」をしただけだ。

人生は、僕が僕の人生を重要に思うのと等しく、一人ひとりかけがえのないもんだ。

二人の申請に、僕は同席した。
一人は31歳のI君。
彼は2日の横浜駅のパトロールで地下でうずくまってるところで出会った。
毎日のパトロールで、ずっと出会えなかった理由は、ドンキホーテなど、深夜にお金がなくても無関心に放っておいてくれる場所で夜を過ごしていたそうだ。お金が尽きて、1週間何も食べていなかったそうだ。
でも、彼は別の場所で生活保護を受けていて、与えられた宿の人とケンカして出て来てしまったそうだ。

・・・・・・やっぱり、これらの具体的な話はやめておこう。
後々、ぽつりぽつりと話すかもしれないけどね。
これは僕の経験で、そして伝えたいことも僕のメッセージだ。
事実は確かにあって、嘘も確かにあるだろう。

僕は友達がたくさん増えてとても嬉しい。
尊重できる人達の人生とたくさん出会えてとても嬉しいんだ。

ありがとう。
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by kotobukitogether | 2011-01-05 00:44 | その他


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